HOMEWhat's
New
今日のお弁当台  所勝手口
|今日|今月|みんなのお弁当|あれこれ|レシピ|料理論|料理人|本棚|ゲストブック|リンク集|マスコミ

[1996 (No.3) 序文|下準備・下漬け|本漬け|土用干し]
[1999 (No. 6) 下漬け | 本漬け・土用干し ]
[2003 (No.10) 下漬け・本漬け | 土用干し ]
[2004 (No.11) 下漬け | 本漬け | 土用干し ]

2003年版(第10回) 土用干し

撮影:2003/07/27〜08/03、作成:2003/07/28, 08/03

・土用干し開始 2003/07/27(Sun)
今年の梅雨は長くて、激しい雨が続いた。土用干しも例年ならば7月中旬にはできていたのだが、今年は7月末。来月のお盆はもう直ぐだ。梅雨明けが7/26(Sat)であったが、この日は雨がふったりやんだりですっきりしないお天気。7/27の日曜日にようやく朝から晴れたので、土用干しに出す。今までは土用干し用のザルに困っていたのだか、20kgも作ってしまった今年は、しっかりとザルも準備。なんとか20kg全量干すことができた。

梅干は重量で把握していたが、消費は個数単位のため、ついでに個数をカウントしてみる。カウント誤差は数個〜10数個はあると思うが、ここはアバウトに一回きりのカウントとする。20kg分で538個で、一個あたり約37g/個位となる。結構な重さだ。

・土用干し開始直後の梅干(2003/7/27朝)
瓶から取り出した直後の梅は、皮がピンとしていて、まだシワが発生していない。この日は午後から出かけて留守。雨が降るか否か冷や冷やものだが、そのままベランダに出したままお出かけ。夕方雨がふっていないことに感謝。
・土用干し3日目、5日目(最終日)朝の梅干(2003/8/1,8/3朝)
前半7/27,28のうち7/28は曇り空なので半日にカウント。後半8/1〜3と連続して干す。最終日は正午には取り込んだので、実質4日間しっかり土用干しできたことになる。
・5日目(最終日 2003/8/3)取り込む直前の梅干たち
。初日に比べて色も褪せ、シワもしっかりできている。これで今年も作業完了。後は現在の備蓄分がなくなる冬か来春あたり位から味を楽しむだけ。
・瓶に収納(最終日 2003/8/3)
最後に梅の収納だが、ここ数年は乾式法、つまり梅酢を戻さずに土用干しした梅を、梅酢に軽くくぐらせて、瓶に収納する方法を採用している。

この作業は簡単に行くはずだったが、梅に小さな虫がついているを発見してから事態は急変した。昨年までは、瀬戸物製ボールの上にザルをのせていたのだが、今年は、フラットなザルを三枚も追加購入した。このフラットなザルを、芝生もどきのカーペットが敷き詰められているベランダに新聞紙を引いて、その上にザルをのせて土用干しを行ったのだが、どうもこのカーペットに生息している虫がついたようだ。

そこで、瓶に収納する前に全数目視検査し虫は除外した後、梅干を梅酢につけて、軽くゆするようにして濡らしてから瓶に収納。乾燥させた紫蘇も一度梅酢に戻してから、梅干の上に敷き詰め、これで完了だ。

虫の全数検査とゴミ除去作業は私が担当し、家内は梅酢につけて瓶に収納する作業をしたのだが、この工程でなんと二時間も喰ってしまった。午後から夕方にかけて遊んで帰ってきて、21:00頃に「さて、じゃ梅を収納するか」と楽勝に考えていたこの作業が、なんと23:30位までかかる一番しんどい作業になってしまった。

なおカラカラに土用干しした梅は、写真のように梅酢に戻しても表面は梅酢をはじいて、全面が濡れたようにはならない。完全に濡らさずに軽く梅酢にくぐらせる程度でよいだろう。


【PR: 自作する前まで我が家が取り寄せていた梅干】

株式会社 梅翁園 icon

ここは紀州南高梅を使用し、低塩分から昔ながら塩分20%まで各種そろえている。自作するまではお世話になったところです。
セコムの食468x60
森梅園の日本一の梅干 (大分県大山町)
 全国梅干コンクール日本一に輝いた梅干です
  • 日本一の梅干 大梅
  • 日本一の梅干 大梅・小梅セット

  • [2004 (No.11) 下漬け | 本漬け | 土用干し ]
    [2003 (No.10) 下漬け・本漬け | 土用干し ]
    [1999 (No. 6) 下漬け | 本漬け・土用干し ]
    [1996 (No.3) 序文|下準備・下漬け|本漬け|土用干し]
    HOMEWhat's
    New
    今日のお弁当台  所勝手口
    |今日|今月|みんなのお弁当|あれこれ|レシピ|料理論|料理人|本棚|ゲストブック|リンク集|マスコミ

    Contents copyright 1996 Mitsuo Sugawara