あれこれ

　私は本日(2004/3/6(Sat))はお休みだが、家内はとっくに朝早く出勤、三男は受験の最後の追い込みで塾へ。私も仕事がさばけないので、朝のんびりしてから出勤することにしていた。10:00頃チャイムがなる。宅急便にしてはチャイムの押し方に余裕がありすぎる。「??」と思いながらインターホンに出ると「〇〇だけど..」と京都在住大阪勤務のはずの長男の声。あれれと思いながらドアをあける。連休とって帰宅したとのこと。まっいろいろあるのだが、ここでは省略。

　昼前に私は出社。いきがてら、長男から「夕食作っておくよ、何がいい? 」との申し出。ありだかたく受け入れることにする。「魚を使ったもので、バルミジャーノレジャーノの塊があるので、これを使ったサラダとスープの三点セットをイタリアン風で」とリクエストしてから出社する。家内には長男が帰省したことを連絡させて、仕事..仕事。

　会社は17:00過ぎに切り上げて、途中黒崎の井筒屋により、ワイン売り場で今週のお勧めの「Sol Amante」というアルゼンチン産の白ワインを買い求める。

　帰宅するともう既に下準備はできているようだ。「何にしたんだ? 」と聞くと「スープは中止、パスタとリゾットとサラダにした」とのこと。リゾット用の鶏がらダシは既にとってあるとのこと。鍋の蓋をとって見てみると野菜や冷蔵庫で少しくたびれ掛けていたセロリもちゃんと使ってある。「うむうむ本格的だな」と思いながら、サラダ菜をZylissで水切りしたりして手伝う。

　19:00頃に家内が帰宅。市場に寄ってたっぷり食材を仕入れてきた。が、長男の方も昼過ぎに市場に行って食材を買い求めている。まあ今週の食材が揃ったのでよいだろう。

　家内も帰宅したので、長男がいよいよ本番に取り掛かる。狭いキッチンに料理人が三人もいるので、当初私はその間仕事をするつもりであったが、そんな雰囲気ではないので、エプロンを身につけ本格的に手伝うこととした。さすがに三人寄ると早い早い。長男は会社勤めしていても自炊していて日常の料理に従事しているので、特に掛け声かけなくともおのずと雰囲気に応じた役割分担が、調理方、洗い方、セッティング方と自然に決まり、理想的なコラボレーションで料理を展開してゆく。そのリズムが心地よい。30分もかからないうちに準備完了。

　本日のディナーは、

1. チキンスープストックを使ったオコゼとほうれん草のリゾット
2. アンチョビのパスタ
3. 生ハムと各種野菜のサラダ
4. 白ワイン

　いつもは端の方にいろんなものが乗っかってしまっているテーブルを、久しぶりにかたづけて全面を使う。四人になるだけで、いつもの三人とは違ってテーブルが賑やかになる。

　料理はどれも美味しい。美味しさ加減を詳細に述べるような表現力はないので省略するが、リゾットはキチンとスープストックをとっただけがある。またバルミジャーノレジャーノの塩加減がちょうど良く、ほうれん草の緑と上にのせたトマトの角切りが色鮮やかで目を楽しませてくれた。

　家内ともども満足のディナーであった。

(撮影: 2004/03/06(Sat)、記: 2004/03/06(Sat))