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ほうれん草のゴマ和え水上勉流に根元までしっかり食べるのだ。 |
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撮影:1997/01/18、作成:1996/01/20 | |
参考文献:水上勉、「土を喰う日々(わが精進十二ヶ月)」、「二月の章」Page37〜38、新潮文庫、(1982)
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何も画像付きで大々的に取り上げる物でもないけど、我が家の方法をご披露するものいいかもしれない。特徴が2つあります。ゴマにこだわっていることと、水上勉流に根元までしっかり食べることです。 水上さんの著書「土を喰う日々(わが精進十二ヶ月)」の「二月の章」にほうれん草のおひたしについての味わい深い文がある。Page37〜38の一部を引用する。 本孝老師は、ぼくに、あの時、赤い根もひたしにまぶせといわれたのだった。ぼくはそのとおりにした。すると、葉のやわらかい青がかかったところへ、赤い根は、花のようにまぶされて色めき、舌の上では、根の方が甘かった。しかし、それが根ばかりだとまた、きついのだった。青いところにまじっていることによって、甘さと、色とを発揮する。ぼくはそれ以来、今日にいたるまで、たとえば、料理屋や、呑み屋などで、ほうれん草のおひたしが出ると、根をさがすのだ。 |
材 料
ほうれん草 1把 すりゴマはオニザキのすりごまというものを我が家では使用。これは我が家のお取り寄せマップには載せていないが、食材として我が家では重宝しているものだ。これについては後日詳細up予定。 |
時間 | 画 像 | コメント | |||||
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材料 約 5〜 10分 |
| ほうれん草の茹で方は、塩をひとつまみ(3本指でつまむ)お湯に入れて、一本ずつ茹でてクタッとなったら、直ぐに引き上げて冷水に放すことです。よく氷水に..なんていう本があるけど、氷がすぐにとりだせるのならばそれでもいいけど、なければ流水でも構わない。茹でたほうれん草はまとめて手で軽く絞ります。絞りすぎてもいけない。絞った後3〜4cm幅にカット。 | |||||
約 1分 |
| 根元の赤い部分は固いので、写真のように細く切って葉の部分にちらしてやります。すると..、キレイでしょう。緑に赤が生えて上の水上さんの文章を目で楽しむことができます。
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約 2分 |
| 薄口醤油と我が家では酒を使います。みりんを使うと紹介している本もありますが、こういった野菜は甘いのは似合わない。かといって醤油だけではきついので、酒をいれてやるとグッとうま味がでます。軽く和えてから、すりごまをいれてやります。このごまがたまらなく美味しくて我が家のお弁当は1把は完全に使いきります。 | |||||
ごま関係の面白グッズ すってあるごまも便利ですが、ちょっとした食卓のパフォーマンスにその場でごますり器でごまをするのも面白い。 楽天で扱っているごますり器を探してみました。値段も100円〜数千円と様々。(2003/11/09)
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