ローストチキン ダッチオーブンという鋳鉄製の鍋に、チキンを丸ごと入れてただ焼くだけのものだが、皮がパリパリ身はジューシーで、キャンプ用料理のメイン料理になること請け合いです。
撮影:1998/08/17、作成:1998/11/03
参考文献： 菊池仁志、「日曜日の遊び方　ダッチ・オーブン」、雄鶏社 (1996) \1,460 ISBN4-277-81253-8

時間	画　像	コメント
60 〜 80 分	下部からの加熱
	DOはよくシーズニングされていること。少しだけ油をペーパーなどに含ませて、軽く内鍋に油を薄く塗り、大きなチキン１羽を直径30cmのダッチオープンにそのままいれて、フタをして中火で1時間。 直径が30cm以下のDOだと必ず後悔する。チキン丸ごと鍋に入らない為だ。この30cmの鍋でもチキンが少し大きすぎた為、手羽などをカットしなくてはいけなかった位だ。 加熱し始めたら途中で蓋は絶対に開けないこと。この鍋は重量ある蓋が発生する蒸気などを閉じ込める重しも兼ねており、内部圧力を高めて調理することに特徴がある。その発生水蒸気を外部に逃がしてしまったのでは、なんにもならない。必ずひたすら待とう。その間に遊びに行ってあれこれいじらないのが一番正解の調理法だ。昔のカーボーイもそうしていたはずだ。ただし彼らは仕事であるが。
30 〜 40 分	上部からも加熱
		その後、よく赤熱した炭を5〜6個上に乗せて、上からも加熱すること約40分。ただ放置しておくだけ。それだけで皮がパリパリ、中身がジューシー、臭みもないすばらしく美味しいローストチキンのできあがり。後は塩・胡椒各自好みで味をつけて召し上がれ。
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