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お弁当の撮影環境 (その2) (1997/10/18)
時々お弁当の写真がキレイだ、というmailを下さる方がいる。うれしい。実は初歩的ではあるが、写真撮影時にライトを使用して多少工夫しているからだ。実は下記の文章は6月に書いていたのだがなかなかupする機会がなく、ズルズルと3ヶ月ばかり経過してしまった。今回のリニューアル(96/09/16)を機にupしてしまうこととした。
撮影用ランプ
セッティング状況撮影風景 お弁当シリーズももうかれこれ3ヶ月目。三日坊主の類でいけば、そろそろ危ない頃である。さらに3ヶ月にもなると日々の作業は完全にルーチン化してしまい、フォトレタッチ作業からサーバーへの登録作業まで15〜20分程度で完了してしまう。
余裕が出てきた6月にはいってから何か欲求不満が高じてきた。画質である。現在はデシダルカメラのフラッシュで撮影しているが、フラッシュ撮影の為に画面が単調になりがちである。どうしても料理関係の雑誌に乗っているようなキレイな写真が得られない。それはもう当たり前だ。そもそもカメラから始まって撮影環境までが違うのである。その程度のことは昔カメラにちょっと凝ったことがあるので分かる。プロ並は無理としても素人でもある程度キレイな写真をとろうとしかつお金をかけない、となれば、これはもうライティングしかない。一般に単品料理の場合のライティングの原則は一灯逆光が常識である。逆光気味のライトと料理の間にトレーシングペーパーなど光を拡散させる物を間に入れると影がやわらかくなり、より立体感が膨らんでくる。この仕掛けを通称「天トレ」というらしい。「天井にトレーシングペーパー」という意味であろう。
書店で立ち読みしてこの方法を仕入れて、その足でカメラ屋にいって、フォトリフレクターとランプクリップを買いにいった。在庫はない、という。普通この手のものはあまり売れないので注文だ、というので即頼んできた。その帰りに大型書店によって、トレーシングペーパーを探す。が、ここも幅広のものがおいてない。仕方がない。これも注文だ。
約一週間後の今日(*:96/06/17)ようやく全品揃った。下記にリストを示す。約6,000円強。これにもう少し小道具を揃える必要があるが、まあ基本的にはなんとかなるだろう。トレペ(トレーシングペーパー)をひっかける棒とかスタンドが欲しいが、今度の土、日でなんとか工夫しよう。プロ風にキチンとしたスタンドまでは揃えられない。その手は2年目に突入した時のバージョンアップ用に楽しみにとっておこう。
1996/06/17(Mon)購入
- PHOTOREFLECTOR LAMP 東芝電池製 FLOOD/500W 3,100
- Konica LAMP CLIP(中間スイッチ付き) KH-2000 1,700
- スタートレーシングペーパー(T808/中厚口(50g/m2) 841mmx20m) 1,450