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蒸しにんじん

自然な甘さが不思議な、にんじんの簡単料理。皮を剥いてアルミホイルでくるんで、米と一緒に炊くだけ!!
carrot.jpg
撮影:1998/02/10、作成:1998/02/11

参考文献: 蘭丸亭の女将さんから教えてもらう (1997)

蘭丸亭の女将さんから「とっても甘くて軟らかいよ」と、mailで教えてもらつた時は、失礼ながら「ホンマカイナ」という気持ちであった。にんじんを美味しく仕上げるのはなかなか難しいと体験していたからであった。
しかし、まずは実行してみる...。.......。本当だ!! 単純だけど、本当に甘い。その甘さも砂糖を加えたにんじんのグラッセのようなくどい甘さではない。当たり前だ。にんじんしか使わないレシピなんだから。茹でたにんじんのようにうまみが抜けている訳でもない。不思議だ。

この料理法はまさにプロセスがポイント。炊飯器に入れなくても、単にアルミホイルに包んだまま、茹でてみても良いようには思うが、多分違った結果になりそう。熱媒体が本レシピでは米+お湯に対して、お湯だけでは条件が違う。米からうま味の活性をもらっていかもしれない。茹でてみる方法は、実行する気がいまのところない。

材 料 (2人前)

  • にんじん    中位のものを2/3程度
  • アルミホイル
  • (米と炊飯器)
米と炊飯器を除外すれば、にんじんだけ! というレシピ(レシピなんだろうか?)。表題のコメントのみでも充分に通じるレシピであって、何も今回のように写真付きで説明しなくてもいいんです。
料理はプロセスが重要という私の持論にぴったりのレシピ例です。


時間画 像コメント

1分
下準備
 
 

有機栽培のにんじんならば皮を剥かずにそのまま使ってみよう。
この写真のにんじんは、スーパーで3本100円で売っている普通のにんじんなので皮を剥いた。そのままアルミホイルで写真のようにキッチリ包む。隙間がないようにピチッと包もう。

このにんじんを研いだ米の中に放り込むだけ。後は寝て待て! これでお弁当の一品の準備が出来上がり。

この週は淳思(高3)が受験中でいないため、いつもの四合ではなくて二合のみ。こんなに少ないと何か変だ。



出来上がり
 

朝起きて炊飯器を開けると、アルミに包まれたにんじんが、米の中に埋まっている。これをこのまま取り出して、カットするだけ。ナイフが、にんじんに「スッ」と吸い込まれるような軟らかさ。それでいてにんじんの角が出てキレイにおさまる。にんじん色が鮮やかである。美味しい。簡単である。...と良いことづくめの簡単にんじん料理。欠点は、当日朝に思い立ってもできないこと位であろうか。

こんなレシピが10個位欲しいっ!


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Contents copyright 1998 Mitsuo Sugawara