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スパゲティバジリコにんにくの香りがたっぷり入ったオリーブオイルとバジルの組み合わせは抜群です。 |
撮影:1996/10/26、作成:1996/11/09 | |
参考文献: | 丸元淑生、「ニンニクのスパゲティ」、"続・新家庭料理"、暮しの設計192、P72-73 (1989)、中央公論社 |
飛田重信・野地秩嘉、"あの「キャンティ」のバジリコ・スパゲティを食卓に"、Dancyu P.8-12 3号 (1995) 株式会社プレジデント社 | |
実は我が家のバジリコは上記参考文献の丸元さんのニンニクのスパゲティの変形である。そこではニンニクが主体で緑としてパセリのみじん切りが使われている。当初はそのレシピ通りに作ったのだが、子供達が桑名の実家のステーキ店で食べるバジリコが大好きで作れとなった。そのステーキ店のバジリコはどうも茹でたパスタを炒め、その際にバジルを加えるもののようだった。炒める..と聞いて、そんならこっちの方がいいのでは、と先ほどのニンニクスパゲティを少し変形してパセリの代わりにバジルを入れたのが始まりだった。 ニンニクのスパゲティは確かにおいしいのだが、パセリの青臭さがちょっと気になっていた。これを生バジルに替えるとその青臭みはとれてバジルのかぐわしい香りとにんにくのえもいえぬ香りが一体となって、たちまち我が家のスパゲティの人気物におさまり、スパゲティボンゴレと人気を二分している。淳思曰く、「量を食べるときはバジリコ、少しリッチに食べたい時はボンゴレ」。私も思わず納得してしまう。
さて、このホームページに取り上げようという段になって正式なスパゲティバジリコの作り方を調べようとしたら、バジリコのちゃんとした作り方が載っている本が意外と我が家にない。その他のいろいろなスパゲティの作り方はたくさんあるのだが。 この料理のポイントは生バジルにつきる。代わりにパセリ..では大幅に味が落ちてしまう。またオリーブオイルは高くてもバージンエキストラオイルを使おう。大量に使うわけでもないので、こういったところでケチると後々響くものだ。 |
材 料 我が家(1回分/3人分) パスタ 600g〜700g 生バジル ワンパック にんにく 5〜6カケ タマネギ 大1個 オリーブオイル 適量 *:バージンエキストラオイルがお勧め。 塩 小匙1〜2杯
にんにく、タマネギはみじんぎりにする。まず最初にパスタを茹でる為の
たっぷりのお湯をわかす準備をしよう。材料を刻むのはそれからで十分だ。お湯がわくまでに材料をみじんぎりし終えて、炒め始めて少ししてからパスタを茹で始める。同時進行となるから、段取りイメージをよく頭に入れて作業する。できあがったら即食する体制をととのえておくことが肝要だ。 |
時間 | 画 像 | コメント | |||||
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12 〜 15分 |
| 極弱火でじっくり炒める。ニンニクが焦げないように注意。だいたいお湯がわく前から炒め始めるのがよい。約15分程度とみよう。塩・胡椒を入れてよく炒める。ニンニクとタマネギが黄金色になったら出来上がりだ。 | |||||
上と 同時 進行 |
| ニンニクを炒め始めたら、バジルをきざんで最後に和える準備をしておく。バジルは水で洗うと香りがとんでしまうので注意。 炒め終わる直前にきざんだバジルを添加してさっと和えて、火から下ろす。 | |||||
1分 〜 2分 |
| パスタは塩味を利かしたたっぷりのお湯で茹でる。この時の塩味が後々ものをいう。少し芯がある状態でザルにとりお湯をきったら、炒めたオリーブオイルをパスタに入れて手早く混ぜて食する。 |
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